手作り石けん(Aroma Soap)は色の変化も楽しんでくださいね!
私の手作り石けん(Aroma Soap)は、作っていただいた時の色をそのまま維持することは不可能です。
・・・というか、色の変化がまた楽しみ!と感じていただけると嬉しいデス。
植物オイルのみで作っても色の変化は起きてきます。
例えば、オリーブオイルのみで作った石けんも、最初に作った時はオリーブオイルの色のグリーンっぽい色をしていますが、熟成させていくと使う頃には真っ白になります。
(こちらも↑最初はグリーン色をしていたものの、今では真っ白!)
私がお得意のハーブを取り入れた石けんも同じ。
ハーブの色が変化していきます。
最初はグリーン色をしているハーブが多いですが、どちらかと言うと茶色に変化するものが多い・・・です。
それでも、私は出来る限り自然な色が出せるように、というのが願いでもあるので、ハーブそのものの色が出るものを色々と使って試したりしています。
また以前レッスンでも使用したことがありますが、レッドパームオイルを使用した石けん。
こちらはオレンジ色の石けんになります。
・・・でも、熟成させていき数ヶ月経つとそのオレンジ色が抜けていきます。
そのオレンジ色を出来る限り維持するために、とあるハーブパウダーを使用したりしますが、それでも完全に色を維持することは難しかったりもします。
市販で売られている石けんのように、色が抜けていかないよう、安定剤などは一切使用していないのでどうしても仕方ありません。
でもそこが 手作り石けん(Aroma Soap)の良さでもあるかな、と思っています。
ですので、レッスンに参加された皆さんは、
”石けんの色が変わってきた!”
・・・とビックリされる必要はありませんのでご安心を♪
6週間経って使用できるようになったらお部屋のディスプレイとして飾っておくのも良いですが、出来るだけ色が抜けていくのを防ぎたい、と思われるのであれば、タッパーなどに入れて保管されることをお勧めします。
涼しい場所でしっかりと熟成させた石けんは水分も飛んで堅くなっていることと思います。
(真ん中を押さえて、堅くなっていれば大丈夫。柔らかいな、と感じたらもうちょっと熟成させてくださいね。)
タッパーなどに入れて、日の当たらない所で保管してください。
その場合、ひとつずつ、サランラップなどでくるむ必要はありません。
また、熟成させていく間に、石けんの上の部分が白くなってくることがあります。
石けんが乾燥する時に空気に触れている部分に出来るもののようですが、心配するものではありません。
苛性ソーダが変化したものだとも言われているようですが、6週間熟成させていただければ、そのまま使っていただいて大丈夫です。
(↑・・・ちょっとわかりにくいですが。)
ただ、お友達などにプレゼントしたりする場合、見栄えも気になるので白い部分だけカットするとより、キレイな形になります。
そして、カットした部分だけ小さなネットに入れてご自分で使用する、ということも可能。
(・・・私はそうやって使うことが結構多いです 笑)
かなり以前に、私の石けんを見て
「奈緒美さん、この石けん上の部分キレイにカットしてあるよね。・・・ということは、カットした部分が残っているよね。
奈緒美さんのことだからその部分捨てないで取ってあるでしょ。
それで良いからちょうだい!」
といって、その時にあったものをたくさんお持ち帰りになられた方がいらっしゃいます(笑)
私の石けんを丸々1個もらうことに躊躇されてのことですが、でも石けんは使いたい!・・・ということで、目の付け所が面白かったです。
このような部分も含めて、最初に作った時と使うまでの間で石けんの”顔”が変化していくのも是非、楽しんでいただけると嬉しいな、と思っています♪