何事もバランスが大切
ここ連日、専門学校が冬休みに入る前に色々とやり終えないといけない作業に追われ、少々お疲れ気味。。。デス。
受け持っているクラスの学生たちに制作させたパーソナルカラーのイメージボード。
ひとりひとりにコメントつけております。
見るのは楽しみだけど、コメントは正直大変。
でもそれが私の仕事。
コメント内容を考えるのはもちろんだけど、授業で説明したことがちゃんと伝わり、理解してくれているのかな、というところもチェックします。
提出させた後はこのように大仕事が待っているのですが、学生たちに作業させている時は楽しい瞬間でもあります。
色んなコト話しかけてくれたりするのでね。
先日、講師控室に迎えに来てくれた女子学生。
髪を切ってヘアスタイルをチェンジしていました。
まぁ、私も嘘がつけない・・・というか顔に出ちゃうタイプなので(特に学生に対してはストレートに表現します。。。そこまで言わないと伝わらない場合が多いので。笑)
彼女の顔を見た瞬間、思わず
「どうしたの?」
と言ってしまったのです。(苦笑)
「髪切ったんですよ。ヘンですかぁ?」
って聞かれて、
「うん」
とは言いませんでしたが、私の中で ”これはちょっと” と思うところもあって、その場は言葉を濁していました。
その日の授業が終わった後、その学生が私の所に来て
「先生~~~、私、髪切ったの失敗でしたかぁ?」
と訊ねてきました。
「いや、髪を切ったこと自体がダメでなくってさ・・・」
と私が感じたことを話しました。
すると彼女
「そうか!うん、なんとなく自分で気づいていた。そっか、そっか。」
と言って妙に納得しだしたのです。
そう、イメージチェンジすると今まで着ていたお洋服などに違和感を覚えることがあります。
彼女が髪を切ったことにより、色は間違ってはいないものの、彼女にはどちらかというと不得意である洋服の素材がやけに野暮ったく、余計に着太ってみえていたのです。
そして、ヘアスタイルも私から見て ”もうちょっとこうしたほうが良いのでは?” と思う点をアドバイス。
「ありがとうございます!」
と言ってにこやかに帰っていきました。
何事もバランスが大切です。
今まで違和感なく感じていたことが急にヘンに感じたりする視点や感覚というものは大切です。
ちょっと普段とは違う装いをした時の見た目のバランス。
私が講師として厳しく学生に接する部分と、気軽に話しかけに来てくれる部分のバランス。
そして、私が家に仕事をいつも以上に持ち込むときのバランス。
何事もバランスが大事・・・だけど、今現在は、一番最後に挙げたコトがなっていない、ワタシであります。