ザ・サプール<THE SAPEUR>写真展示へ
昨日、関西方面でお仕事がありました。
お仕事終了後、どうしても行きたかった写真展へ。
大丸心斎橋店で開催している THE SAPEUR(サプール)写真展。
連れて行ってもらいました♪
SAPEUR(サプール)とは?
世界最貧国の一つと呼ばれているコンゴ共和国に、年収の大半をファッションに注ぎ込み、週末には、色鮮やかな高級ブランドのスーツをスタイリッシュに着こなし、華麗にステップを踏む人々がいます。彼らは「SAPEUR」と呼ばれ、単に着飾るだけでなく、外見に見合う教養を持ち、非暴力・他人への敬意、礼儀を重んじる、高い精神力を貫く人々です。
フランス植民地時代の影響だけでなく、アフリカ人独特の色彩センスからうまれたファッションスタイルはその思想とともに代々受け継がれ、今やコンゴの特有の文化として、世界中から注目をあびています。彼らのうわべだけでない確固たるエレガンスなスタイルは、コンゴの街を平和への願いと愛とともに彩ります。そして、その高い美意識と精神を貫く彼ら「SAPEUR」は、まさに世界を代表するジェントルマンです。
大丸心斎橋店HPより
最初にこの方たちのことを知ったとき、ハイブランドのカラフルな衣装に身を包んでいるということより、皆さんの笑顔に惹かれました。
そして、「SAPEUR」(サプール)の意味を知ったとき、ぜひ、見てみたい!と。
写真の下にあるメッセージも一緒にご覧ください。
*ファッションとは自分らしさを表現する最大の武器。
*サップはコンゴにとって光です。
*もし洋服か武器かという選択があれば誰もが洋服を選ぶでしょう。軍靴を響かせ行進するのでなく、ブランドスーツを身にまとい、軽やかにステップを踏む事こそ平和の尊さ、サプールの喜びです。
*私にとってサプールとは鍵です。鍵がないと扉は開けられない。
*サプールというのはエレガンスと自由、そして奇抜さが全てだ。
*争わないという神の教えもあるが、単純に高価な服を汚したくないんだよね。
*神様は人間に知恵、センス、優雅といったものを与えてくださった。
*サップは自由、平和、幸せの集合体だ。
*いい格好をしていると争いは生まれないんだよ。
*サプールにとってエレガントである事、礼儀正しく振る舞い他人を尊敬する事、非暴力を貫く事が何よりも重要で、私たちは平和の使いなのです。
服装はその人となりを表すものだと私は思っています。
”見た目”で他人から判断されることもあるでしょう。
ハイブランドに身を包むことだけが正解、とも思いませんが、ハイブランドに袖を通せば、服装とともに自分自身の中身もそれなりについてくるようになるのでは、とも思います。
見方を変えれば、年相応のスタイル・・・というものがあるとも私自身は思っていますし、大切にしたいと思っています。
今の時代、ファストファッションが幅を利かせているところもありますが、全身あるいはいつもファストファッションだと、見た目も中身も「それなり」なスタイルになるかと思っています。
(それが決して良いとか悪いとかではなく)
ただ、自分自身に置き換えてみると、人前に出てお仕事をする立場である以上、人から見られてどう映るか・・・ということは常に頭の中にあります。
仕事に対する気合も違ってくるように私は感じています。
また、「似合う」ということだけではなく、人からどう映るか、TPOがとても大切だと前にも増して思います。
まぁ、そういう年齢になったんだ、ということなのでしょう。。。
昨日、「SAPEUR」(サプール)の写真展を見て、服装が発するメッセージというものがとても大切なことかもしれない、と感じました。
8月16日まで大丸心斎橋店にて展示されていますので、お近くの方は良かったら足を運んでみてください!(観覧無料ですよ!)