実際にやってみると、、、良さがわかります
今週、大学のアロマテラピーの授業で、実習としてルームスプレーを作ってもらいました。
テキストの内容ばかりじゃ、本当のところはわからないだろうな、、、と思い、カリキュラムに入れています。
アロマテラピーとは、という内容からスタートし、精油についての細かい内容についてもしっかりと話し、
〝自分たちでもやってみると良いよ!〟
、、、では、実際にはやらないでしょう。
ましてや、学生ですし。
専門学校生に比べると、大学生は大人しいという印象です。
こちらから声をかけないと直接話をすることも少ないです。
そんな中、ルームスプレーを作るって実際はどう思っているのだろう?とさえ、実のところ私は思っていました。
しかし、誰一人持ち物としてアナウンスしてあった50mlのスプレーボトルを忘れてきた人はおらず、どこからか
「今日って、実習があるんだよね〜、メチャ楽しみ〜」
という声が聞こえてきます。
せっかくなので、じっくりと香りを選んで欲しいと思い、時間もたっぷりととりました。
10滴入れる精油のブレンドをどうするか、精油の香りを確かめながら、楽しそうにしています。
不思議なもので、香りという目に見えないものが相手なのに、
「ねえ先生、このブレンドどう思いますか?」とメモを片手に質問があります。
それも何人も。
普段、学校の授業で人工の香りについて学んでいる彼らは、多少成分的なこともわかるようで、
「成分重視で選んだよ!」
なんて言葉もありました。
完成したボトルを嬉しそうに手にし、早速教室中に香りを拡散しています。
「すごーーーい、良い香り!」
そんな感想があちこちから出てきます。
私も香りを嗅がせてもらいながら
「本当だね、良い香り!」
と会話が続きます。
香りは立派なコミュニケーションツールとなることが実感できる瞬間です。
学んだことを実際に体験してみる
普段の授業の中ではなかなか難しいこともありますが、少しでも天然の香りの素晴らしさを実感してもらえたかな、と感じます。
あとは、試験に向けてしっかりと勉強に励んでもらいたいものです。