メリッサは高いけれど、レモンバームなら手が届く|同じ植物でも精油とハーブで使い分け
メールマガジンを始めました。
最新のお知らせやご案内を受け取りたい方は
ぜひ、登録してくださいね!
このブログとはまた違った視点から
お届けさせていただきます。
⇩⇩⇩
目次
はじめに
このブログは、2013年10月に投稿しているものですが、
多くの方にご覧いただいている内容でもあります。
12年経っていますが、改めて追記等をし、
より充実した内容に改めてみました。
ぜひ、楽しみに目を通していただけると嬉しいです。
第1章 憧れの香り、でも高すぎる。。。ハードルが高いメリッサ精油
メリッサという精油をご存知ですか?
ハーブでの名前は
レモンバーム。
実は、
同じ植物です。
精油としてのメリッサは、
1mlあたり5,000円くらいという価格帯が一般的。
ごく少量しか採れないため、
100%ピュアなもの(精油)は
本当に貴重で、値段も張ります。
聞くところによると
1kgの精油を採るために、
7000kgの花と葉が必要だとか。。。
収油率が低い(採れる量が少ない)のです。
ハーブで育てている方は、
めちゃくちゃ勢いよく生い茂るレモンバームの葉っぱを見ていると、
さぞかし精油もたくさん採れるように思うと思うのですが、
実は、
採れる量は
わずか・・・なのです。
レモンに似た香り、
でも、レモン精油より
もっとやさしくてふんわりと包まれるような甘さのある香り。
(私の個人的な感想ですが)
深く吸い込むと、
イライラや緊張がふっとほどけるような
香りそのものがまさしく癒しの存在。
でも
高-----い!!
そうなんです、
“メリッサ”
実はとても高価な精油なのです。
「高価すぎて使うのがもったいない」
「買ったけれど、結局しまい込んだまま」
「そもそも手が出ない(買えない)」
という声をよく耳にします。
メリッサの香りは、確かに特別です。
でも、
同じ植物である
“レモンバーム”なら、
もっと身近に、もっと自然な形で取り入れられるって
ご存知でしたか?
第2章 レモンバームはもっとも身近にあるハーブ
レモンバームは、
和名で、セイヨウヤマハッカと呼ばれる
シソ科の多年草です。
ハーブティーなどでよく使われ
また、ご家庭の庭先で育てられるハーブとして見かけることも多く、
ご存じの方もいらっしゃるのでは、と思います。
名前のとおり、レモンに似たやさしい香りが特徴で、
手で葉をこすると
ふんわりと爽やかな香りが広がります。
このレモンバームの葉を
抽出して採れた精油がメリッサになります。
つまり、
もともとの香りの正体は同じ植物!
違うのは
ハーブとして使うのか、精油として使うのか。
それだけで
お値段に大きな違いが出るって
実に珍しい植物でもあります。
乾燥させたハーブを購入すれば、
ハーブティーとして使うこともできますし、
苗を買って育てれば、
ベランダや庭先でいつでも楽しめるハーブになります。
いずれにせよ、
数百円で手に入ります。
ビックリですよね!
第3章 レモンバームのやさしい働きとは?
レモンバームの魅力は香りだけではありません。
古くから
「心を穏やかにするハーブ」
として、
ヨーロッパを中心に愛されてきました。
その代表的な働きはこんな感じです
✔ 緊張やイライラ、不安をやわらげる
✔ 胃腸の不調を整える(ストレス性の胃痛にも)
✔ 夜、寝つきが悪いときに飲むとリラックスできる
✔ 気持ちが乱れたときに、心のバランスを整えてくれる
“なんとなく不調”なときに、
そっと寄り添ってくれるようなやさしさがあるのです。
これこそが、
レモンバームが多くの人に選ばれる理由の1つでもあるのです。
もちろん、
精油のような濃厚な香りではありませんが、
その分、毎日の暮らしに取り入れやすい
“ナチュラルな香り”
だと私は感じています。
第4章 レモンバームの取り入れ方|おすすめ5選
ここでは、
レモンバームを暮らしに取り入れる方法をご紹介させていただきます。
「精油はハードルが高いけど、これなら取り入れられそう!」
と感じていただけたら嬉しいです。
ハーブティーで楽しむ
定番ですが、やっぱりおすすめです。
1日の始まりに、あるいは夜寝る前に。
香りをゆっくり吸い込みながら飲むことで、
心も体もふっと緩んでいきます。
フレッシュハーブとして育てる
春〜秋にかけては苗を手に入れて育ててみるのをおすすめします。
カンタンに育てられるハーブで
モリモリと増えてきます。
ちぎった葉をサラダに添えたり、冷たいドリンクに浮かべたりすると
ちょっと特別な気分が味わえます。
自家製ハーブバス
乾燥させたレモンバームをガーゼに包んでお風呂へ。
精油ほど強くはありませんが、
やわらかい香りに包まれます。
香りと一緒に、心までふんわりほどけるような時間を持つのも
おすすめです。
手作り石鹸や化粧水に
石鹸に乾燥ハーブとして入れるたりするのも良いかも知れませんね。
香りもほんのり漂うのではないでしょうか。
レモンバームに限ったことではありませんが
化粧水にハーブティーを使われる方がいますが、
その場合、保存には要注意です。
(私は精製水+芳香蒸留水をおすすめしています)
精油に手が届かないときの代用として
どうしてもメリッサの精油が欲しいけれど手が出ない。
そんなときにレモンバームのハーブティーを飲むだけでも、
その「香りの力」の一部を感じることができます。
第5章 香りのある暮らしは、“背伸びしすぎない”のが秘訣!
「精油のほうが良い」
「高価なものの方が効果が期待できる」
そんなふうに思っていた時期が、
実は私にもありました。
でも、香りというのは
もっと自由で、もっとやさしい存在だと思います。
毎日少しずつでも、
心地よいと感じるものを
“自分に合った方法”で取り入れることが、
いちばん続けやすく、
いちばん効果があるのだと
今は心から思います。
まとめ
「メリッサの香り、気になるけれど手が出ない」
そんな方にこそ、
ハーブのレモンバームから取り入れてみてください。
精油ではなくても、
私たちの心と体にはちゃんと届きます。
“高価なものを買うこと”ではなく、
“続けられること”の方が
香りの力をじわじわと感じられる秘訣でもあると思います。
もし、ハーブやアロマについて
もっと気軽に楽しんでみたいと思われたら、
レッスンなどでもお伝えしていますので
お気軽に聞いてくださいね!
そして
自然の力とつながる
「香りある暮らし」
ぜひ、始めてみませんか?
只今、募集中!
LINEのオープンチャットを始めました!
近藤奈緒美の”ちょこっと”癒しの香り部屋
毎日のおすすめアロマのお話をはじめ、
とりとめのない話もしています。
アーカイブなしのリアルトークです!
皆さんからの質問などにもお答えしています。
毎日17時から15分ほどのトークルームです。
⇩⇩⇩
現在開催中のレッスン
・プレミアムコース ★