本橋ひろえ先生のナチュラルクリーニング講座へ
先週のことになりますが、以前から受講したいと思っていたナチュラルクリーニング講座へ。
講師は本橋ひろえ先生。
ナチュラルクリーニング講座でご活躍の先生です。
(お顔が半分、写っていないです。。。失礼しました。)
ちょうど1年前、半信半疑で(笑)ナチュラルクリーニングを取り入れようとしました。
ひろえ先生の本も参考にし、他にも何冊か関連する本を読み自分なりに出来る範囲で取り入れていました。
事実、我が家から、「○○用の洗剤」とかいうものが減り、掃除をする際に使用するアイテムがスッキリしました。
でも、実際に先生の話を聞いて納得したいタイプの私。
ただ、キレイになるだけでなく、それがどうしてそうなるのか!
という理論を聞いて自分の中で納得したかったのです。
この日の講座は、午前中にナチュラルクリーニング講座 入門掃除編
午後からはナチュラルクリーニング講座 上級洗濯編
という2本立て。
掃除編では、ひとつの掃除にかかる時間を計ると掃除がしやすく、時間があるときに掃除が出来るということ。
計ってみるとひとつの掃除にかかる時間はそれほどでもなく、隙間時間に掃除が完了。
先生のご自宅では、最後にお風呂に入った人が、風呂場の壁の水滴をスクイージーで拭い取るそう。
毎日のことで、面倒だと思うと、風呂場の壁にカビがぁ。。。。
ということになりますが、毎晩誰かが拭い取れば、カビの発生も防げるのだとか。
そして、スクイージーで拭い取る時間は計測するとたった3分なのですって。
終わる時間がわかっていると掃除がしやすく、ためるから掃除が大変、というのはとても納得しました。
そして、重曹を使った掃除の中で面白かったのは、重曹は粉のままでは効果がない、ということ。
水やお湯に溶かして使う。
クレンザーとして使うのは効果が期待できるけれど、粉のままでは無意味だと。
だから、絨毯の上に重曹を振りかけて掃除機をかけるときれいになるとか、重曹を小皿の上に置いておくと臭いを取ってくれる、というのは実際には効果がないそうです。
特に、重曹をふりかけて掃除機をかけると、掃除機が壊れる・・・って(苦笑)
あ、両方とも、私は取り入れていませんでしたけどね。
取り入れていらっしゃる方、気をつけてくださいね。
それと、大掃除は暑い夏の時季がおすすめです。
特に油汚れはよく落ちますよー。
そして、何といっても衝撃的だったのが洗濯編。
洗濯した衣類のニオイがとれなかったり、生乾きのニオイがつくのは、そもそもキチンと洗えていない!ということ。
柔軟剤の香りでごまかしている方、多くありませんか?
そもそも柔軟剤って必要?
まぁ、洗濯機の使い方からして、いかにメーカー側の節水・時短、という言葉に踊らされていたかが、納得できたほど衝撃的でした。
食事をしたお皿は、汚れ具合で洗剤の量を調節したりするのに、なぜ洗濯は衣類の重さで洗剤の量を決めるの?
同じ、油汚れです(衣類は皮脂がほとんど。特に今の季節は)
原理は同じ。
衣類の重さで洗剤の量を決めていれば、汗をかく今の時季のほうが洗剤量が少なくなります。
でも、衣類は冬より皮脂で汚れている!
確かに、矛盾していますよねー。
まぁ、言われてみると納得!以外の何物でもありませんでしたっ。。。
(あ、ウタマロ石けんについては、面白いものを見せていただきましたよ。)
適性の洗剤量とすすぎをしっかりと行うこと。
そして、家族構成によって汚れ具合が違う、ということ。
洗濯のキホンであるこれらのことが出来ていない結果が、ニオイが取れなかったり、衣替えをしたときに衣類が変色してみえたりするのです。
洗濯機の中では、洗濯物を躍らせるように洗わないといけないということで、我が家ではこの日からバスタオルの使用は止めました!
(先生のご自宅でもそうされているそうです)
その代わり、普通のタオルやフェイスタオルは何枚使っても良い、と。
・・・と言いつつ、実際それほどの枚数は消費しないことに気づく、気づく、気づく。
バスタオルがないだけで、洗濯物の量が違います。
他にも目からウロコ!の内容がたくさんあり、ひとつひとつ復習しながら取り入れていきたいと思います。
床を拭くのは雑巾ではなく、ダイソーに売っているマイクロファイバークロス。
(下の写真の黄緑色と黄色のものです)
これを1枚ずつ使うのではなく、部屋の広さに合わせて一度に何枚も重曹水に浸して絞っておく。
(これも時短のひとつです)
汚れたら、都度ゆすぐより、そのほうが効率が良く、拭き掃除を面倒だと感じない、と。
こんなことを聞くと、すぐにでも掃除に取り掛かりたくなるから不思議です(笑)
理論を聞くと、より納得できるので気分も違います。
先生の講座は再受講も可能だそうです。
年明け、名古屋で開催される際、ぜひ再受講をしたいと思っています♪