今更ながらに気づいたこと。相手が望む講座をするのが得意だということ
新年度がスタートし、一週間。
よくよく考えてみると、私が受け持つ講義というのは、選択科目なので学生が選んでいることになります。
年々、4月の申し込みが圧倒的に多くなり、ひとりでは賄いきれなくて、もうひとりの講師の方にお願いして二人体制で今年も行うこととなりました。
初日の授業の日、ひとりひとりに自己紹介をしてもらっていてはそれだけで時間が過ぎてしまうので、私が用意した紙に、名前やクラス、受講動機、何でも良いのでひとこと、を書いてもらいました。
その中で圧倒的に多かったのが
「担任の先生に勧められたから」
「将来役立つと言われたから」または「役立つと思ったから」
今まではそういうコメントを見たり、聞いたりしても
「そっか!」
と思っただけ。
でも、今回ふと考えてみました。
私、彼らや学校の先生が望んでいる期待に少なからず応えているんだな、と。
(・・・自分で自分を客観視してみました)
検定対策講座なので、まずは試験に合格させることが最優先です。
が!
それだけではなく、他の授業でも活かせる内容や普段の生活に活かせることを彼らに伝えているのだと、今更ながらに気づいたのです。
ちょうど昨日の帰りに一緒になった学生(昨年まで受け持っていた学生です)が
「先生!今年の先生のクラスに社会人の人がいると思います。その人、私の友達なんです。会社勤めしているんですけど、パーソナルカラーを学んでみたい、って言っていたので」
と。
「あ、そうか。きっとその学生が色について友達に話すうちに興味をもって、紹介したのね」
・・・自分の都合のいいように、と思われるかもしれませんけど、本当にそうだと思います(笑)はい。
一生懸命にやることが自分では当たり前だと感じていたことだけど、、、メインは検定対策講座だけど、プラスアルファの部分も大きく影響しているんだな、と。
思い返せば、昨年社会人の男性ばかりの講義を急にお願いされたことがありました。
最初は、ありきたりな内容で進めていたものの、ふとした会話の中から、受講生が望んでいる(知りたい)と思うことをキャッチしたので、進行内容を変更しました。
すると、帰りがけに受講生のひとりから
「先生の授業、もっとあると良いのに」
と言われたのです。
担当の先生もこれには驚かれ、
「そっか、この講座のトップバッターに先生の授業を持ってくるんだったな」
と言われたのです。
そう、私自分の講義内容にもっともっと自信をもって良いのだな、と改めて思いました。
(なんてったって、自己評価たるもの、低いですから。。。笑)
昨日の授業でも、実習の合間に出る学生たちからの質問がなかなかなレベルです。
でも、それって、私が何気なく彼らに伝えているからそうなるんだな、って感じたのです。
新年度がスタートし、ふと自分がやってきた仕事内容を振り返ることとなりましたが、今までは
また頑張ろう!
という言葉だけだったのが、
期待に応えよう!
そして、
それを楽しもう!!
と思うようになりました。
カラーもアロマもハーブも石けんも、すべて「伝えること」が私の仕事。
それは人前に立って「伝える」だけでなく「文章」からも。
そして「思い」からも。
私、少しは成長したのかな。笑
4月の初めにふと、思ったできごとでした♪