専門学校、新年度スタート!
今週から、専門学校の新年度の講義がスタートしました。
3年ほど前から、ひとクラスの人数が急に多くなり、今年も一度に40人弱を受け持つことになりました。
それでいて、検定対策講座なので、試験に合格させなければなりません。。。
毎回毎回が真剣勝負です。
久しぶりに学校へ行くと、昨年まで受け持っていた学生たちと顔を合わせます。
2月に受験した試験結果が良かった学生は、私を見つけるや否や
「合格しました!」
と真っ先に告げてくれます。
一昨日、学校に着くと、ひとりの男子学生とばったり遭遇。
彼、昨年のクラスでなかなかに手を焼いた学生でした。
私の顔を見ると寄ってきて
「先生!先生のおかげで合格したよ!!今回は本当に先生のおかげです。ありがとうございました!!」
と。
3級の時は、自分の力で何とか合格できた、という思いもあったのか、また今回はやはり授業を受けていくにしたがって、レベルが高いな、と自分なりに感じていたのか、どちらにしろ何度も
「先生のおかげ」
という言葉がでてきます(笑)
「がんばったね。おめでとう!!ちゃんと勉強したのだね、エライ!!」
と言うと、
「試験終わったとき、ダメかもー。って思ってからホント嬉しい!」
って。
授業中、彼には随分と圧をかけましたから(笑)、わたし。。。
クラス中の座席を私が決め、彼はあえて一番真ん前!にしました。
その時から
「どうして、この席なのかわかるよね」
って言いましたもん(笑)
彼も
「わかってる」
って言いましたもん(笑)
それから、授業の度に、どの学生よりも私の目が光る!!
やらざるを得ない状況に、、、、追い込みました。はい。
そんな様子をクラスの他の学生たちが見て、「自分もやらないと」って思ってくれたと思っています。
合格できた、ということで二人でがっちりと握手。
隣にいたクラスメイト(その学生は今私が受け持っています)を指さして
「先生、次こいつ合格させてよね!頼むわ!!」
って。
見た目、派手でチャラチャラしているのですが、中身はしっかりとして、またクラスメイトのことも思いやれる若者です。
学校が始まると、このように学生とのやり取りが何らか続きます。
彼らの思い、期待に応えられるよう、そして「色」の素晴らしさ大切さをまた半年間かけて教えていきたいと思います!!