髪の色を変えた、でもマスクが手放せないのはなぜ?
昨日、専門学校でパーソナルカラーの授業をしていました。
普段の夜間の検定対策授業とは別です。
昨日のクラスには、過去に夜間の授業を受けてくれた学生が何人かいました。
当然、その学生たちには私がパーソナルカラー診断をしています。
昨日は、パーソナルカラーの4つのシーズンの特徴を説明しながら、そのシーズンの学生をモデルにして色々と説明をしていました。
相変わらず、どこへ行っても髪の色(カラーリング)についての質問が多いのですが、それは昨日も同じく。
そうは言っても、パーソナルカラーの授業なのでね、お洋服やメイクの色を中心にしつつも、ザクッ!と髪の色についても話をします。
ふと・・・
ひとりの学生のことが気になりました。
そういえば、夜間の授業を受けている時から、ずーーーっとマスクをしている。。。
昨日はちょうど、教室のど真ん中に座っており、私の目の前にいました。
(だから、余計に気になった。)
(別に、咳込んでいたり、体調が悪そうでもない。)
「ちょっと前においで~~。」
と言って、彼女をモデルに話を。
「髪の色が似合っていないのは、自分でもわかってるよね。。。」
(うん!と返事。)
「マスク姿が多いけど、どうして!?」
すると彼女、
「顔色が冴えないから、メイクをしてもおかしくて。。。」
やっぱり!!!
そう、彼女がずーーーーっとマスクをしていたのは、髪の色が合っていないために起こしている対比の現象で、顔色を悪く見せていたのです。
おまけに、かなりのロングヘアです。
近くでよく見ると、肌が荒れているわけではないのです。
どちらかというと、いつも赤ら顔、みたいな感じ。
「それさぁ、髪の色がそうさせているんだよ。そんなにキレイな肌しているのにもったいないよ。それに、メイクももっと映えるはずだよ!」
もっと、早くに気づいてあげたら良かったかも、と思いつつ、まさか、
ずーーーっとマスク姿の理由が髪の色による影響だったとは。。。
でも、それって、意外と気づかないものなのです。
髪の色だけに視線が行ってるし、顔の色だけに目が向いて、顔全体、トータルで「似合っている」かどうか、見ていないから。
「騙されたと思って、髪の色、変えてごらん?」
そう言って、昨日は終わりましたが、果たして、次の授業の時にはどうして来るのか・・・。
顔色が冴えない、とか、くすんで見える、とか、いつも火照ったように見えている、なんてことがあったら、一度、自分の髪の色が合っているかどうか、冷静な目で見てくださいね!