私が今でもブログを書き続ける理由|講師として発信を続けてきて気づいた“書く力”の価値
13年間の専門学校での
非常勤講師経験を活かし、
「教える人を支える」
発信をしています!
授業づくりも石けんづくりも、
“設計と伝える力”が鍵です。
ぜひ、
参考にしてください。
目次
はじめに
SNSが主流になった今、
ブログを書く人が以前より少なくなったような気がしています。
けれど、私にとってブログは
「思考を整える時間」であり、
「言葉で残す財産」だと思っています。
特に
去年の11月末から改めてコンスタントにブログを書くようになり
より実感するようになっています。
何気ない日常の記録から始まった“書く習慣”は、
いつの間にか私の仕事と生き方を支える大切な軸になっていました。

今日は、私がなぜブログを書き続けているのか、
そしてそれが講師という仕事にどんな影響を与えてきたのかを
お話ししたいと思います。
ぜひ、最後まで目を通していただき
参考にしていただけると嬉しいです。
第1章 はじめてのブログは、気持ちを整理する場所だった
私が最初にブログを書き始めたのは、はてなブログでした。
ちょうど自分で石けんを作り始めた頃でもあり、
カラーだけでなく、勉強をしていたアロマのことなど、
日々感じたことを日記のように綴っていました。
「誰かに読んでもらいたい」
というよりも、
「書くことで気持ちが整理される」
という感覚が心地よかったのを記憶しています。

また、ちょうどインターネットが普及し始めた頃でもあったので
私のブログを読んでくださり、
ネット上でやり取り(コメント)し合えるという
新しい関係を楽しんでいました。
ブログを書きながら
自分の思いを文章に起こしていくことで
初めて気づくことがあります。
頭の中ではまとまらなかった考えが、
文字にすると自然と整っていく。
それが、
私にとってブログを書く理由のひとつになっていました。
やがて、アメブロに移行し、
パーソナルカラー診断を少しずつ仕事とし始めた頃のことを投稿するようになりました。
生徒さんとのやりとり、診断で感じた気づき、
授業で起きた小さな出来事など。
書きながら、
「自分の仕事の記録になっている」
と感じるようにもなっていました。

そして気づけば、文章を書くことが
「自分の活動を客観的に見つめる時間」
へと変わっていました。
第2章 WordPressへ|「伝える力」を磨く場所に
その後、WordPressでこの今のブログを立ち上げました。
今改めて感じるのは
「ブログを書くという時間」は
私にとって最高の”学びの場”でもあると感じるようになったこと。
今、どこか専門学校などで教えている方
また、自宅でレッスンをされている方は、ぜひ
「ブログを書く」ということをしてみてください。

最初は時間がかかるかも知れませんし、
長い文章が書けないかも知れません。
それでも構わないです。
「やってみる!」
これが大切なのです。
私は
ブログを書くという行為は、
実は授業づくりとよく似ていると感じています。
・「誰に」「何を」「どう伝えるか」を考えながら構成を組み立てる。
・伝えたいことを整理して、流れを作って、相手に届く形にする。
それはまさに、
授業の設計そのものです。
たとえば、
・文章の構成を考えることで、授業の流れが整理できる。
・言葉の選び方を意識することで、説明がわかりやすくなる。
・写真や見出しの配置を考えることが、スライド作りにも活きる。
ブログを書き続けることで、
私は“教える力”の基礎を自然と鍛えてこられたのだと思います。
第3章 書くことが「話す力」を育ててくれた
人前で話すとき、
言いたいことが頭の中で整理できずに焦った経験はありませんか?
私も最初の頃はそうでした。
話したい内容はあるのに、
うまく順序立てて説明ができない。

でも、ブログを書き続けているうちに
少しずつ変化がありました。
文章を構成する力がついてくると、
話すときにも自然と全体の流れを意識できるようになっていったのです。
「導入→展開→まとめ」
シンプルにこの3つの流れでブログを書くようにしてから、
授業でも同じリズムが身につくようになりました。

書くことで、自分の頭の中を整理する癖がつき、
結果的に話す力も磨かれていったと感じています。
文章を整えることは、自分の思考を整えること。
そしてそれは、講師として
「伝わる話し方」をつくる土台にもなると思っています。
第4章 SNS投稿とは違う、ブログの“残る価値”
今の時代は
InstagramやX(旧Twitter)、Facebookなど、
SNSでの発信も大切です。
でも、
これらのSNSの投稿は
「今この瞬間」を伝えるもの。
時間が経てば流れていってしまいます。

一方で、
ブログは“積み重ねていくもの”
書いた記事は年月を経ても残り、
検索で見つけてもらえる。
SNSが「発信」だとしたら、ブログは「記録」
そして
「信頼を積み重ねる場所」でもあるのです。

ブログは「財産」と言われる所以が
そんなところにもあるのです。
実際、私のこのブログも
何年も前に書いた記事が今でも見られたりすることが
多かったりしています。
きっと何かのワードで検索をすると
私のブログがヒットするのでしょうね。
最新のブログだけが良いのではなく
年月が経っても誰かの心に響いたり
お役に立てる内容を意識しながら書くことで
自分自身のブランディングにもつながると私は感じています。
時間が経っても誰かの心に届く。

それがブログの最大の強みだと思っています。
第5章 講師こそ、ブログという“信頼のメディア”を持とう
今、講師や先生をされている方や
これから目指される方には、
ぜひ「ブログ」というツールを見直してほしいと思っています。

SNS発信のような即効性はありませんが、
ブログには“深さ”があります。
どうしても
早くなんらかの結果が見えるものに飛びつきたくなる気持ちもわかるのですが
長年講師として活動をしてきて、
また個人事業主として仕事をしてきて
「ブログ」の大切さを身をもって実感しているのも事実です。
あなたの考え方や、
授業やレッスンづくりへの想いを丁寧に書き残していくことで、
「この人の言葉は信頼できる」と感じてもらえるようになります。

特に、教える仕事をしている人にとっては、
ブログが“もう一つの授業、レッスン”
にもなるのです。
学生や受講生に伝えていることを、
自分の言葉で整理し、社会に向けて発信をする。
その積み重ねが、講師としての軸を育ててくれると感じています。
教える人が改めて「書く」ことを通して学びを再構築する。
これこそが、
これからの時代の“講師の発信スタイル”なのではないかと感じています。
第6章 書き続けて見えたもの|「言葉は財産」
私が10年以上ブログを書き続けてきて感じるのは、
「書いた言葉は、必ず自分の財産になる」
ということです。

迷ったとき、落ち込んだとき、過去の記事を読み返してみると、
当時の自分が書いた言葉に救われることがあったりします。
また、自分で自分の成長を感じることもできます。
仕事の面で言うと
SNSを続けていることよりも
ブログを書き続けていることを重要視される方も少なくありません。
言葉は、自分を支える“記録”であり“財産”なのです。

そしてその財産は、
講師としてのキャリアを裏付けるものにもなります。
石けんも、香りも、色も、そして授業づくりも
どれも“表現”のかたちであり、
そこに自分なりの言葉を添えることで、
初めて誰かに届くものになる。
私はこれからもブログを通して
自分の想いを伝え続けていきたいと思っています。
まとめ|ブログは、教える人の「信頼の積み重ね」
書くことを続けてきて感じるのは、
「ブログは自分の成長の証」であり、
「人との信頼を育てる場所」であるということです。
講師や先生という立場で発信をするなら、
瞬間的な投稿だけでなく、
“残る言葉”を持つことが大切だと感じます。
ブログはあなたの考え方を可視化し、
あなたの想いを未来に残してくれるメディアなのです。
だから私はこれからも、
言葉を磨きながら、書き続けていきます。
以下のブログでは
講師としての考え方や思いを綴っています。
ぜひ目を通していただけると嬉しいです。
「石けんと香りの講師から“教える人を支える人”へ」|私が新しい発信を始める理由
「授業の流れがつかめない!」という方へ|13年の講師経験で見つけた“わかりやすい授業”の作り方
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