プロフィール その3
その1では、私がどのようなお仕事をしているのか、大雑把に(本当に大雑把です。笑)書きましたが、今日はその続き。
講師業について。
カラーの勉強を始めてから、個人のお客様にパーソナルカラー診断をするだけでなく、いつかは教壇に立ちたいな、という漠然とした思いがありました。
でもその場面はなかなかありませんでした。
そう簡単に「空き」が出る職種ではないのです。
ましてや、飛び込みで営業に行って「はい、ではお願いします。」ということも滅多にありません。
カラー講師で教壇に立つことはなかなか難しいな、と思っていた頃、とあるところからアロマテラピーの検定対策の講師のお仕事の依頼が入ってきました。
アロマテラピーは今でもそうですが、私はクラフト作りのワークショップやレッスンをするつもりはなく、
「なぜアロマテラピーが良いの?」
という根本、理論から教えたいと思っていました。
必死でカリキュラムを考えました。
その頃は、まだ大学等でアロマテラピーの検定対策講座の授業が取り入れられているのがとても珍しい頃でした。
また私がお世話になる大学でも、初めて取り入れる講座でもありました。
だから、 ”余計に1年で終わらせるわけにはいかない。” という気負いみたいなものがとても強かったです。
検定対策授業とはいえ、テキストの内容だけ授業をしていればいいのではなく、試験後も何か繋がるものが必要だよな、と。
当然、合格させることが必須となってきます。
そしてこの時教えていたのが、なんと!男子学生相手!!
これはとても私自身が鍛えられたお仕事になりましたね(笑)
カラーのお仕事でもそうですが、男性相手になると、女性よりも端的に理論立てて話をしないといけない部分があります。
”○○な感じ。 ○○みたいな。” 簡単な話し、こんな表現では通用しないのです(笑)
アロマテラピーという「香り、本能」に働きかける分野の授業で、 ”感覚” というものを言葉にしないといけない、というのは至難の業とも感じました。
また、今まで個人のお客様にパーソナルカラー診断をしていた中でのトークが「あいまい」な漠然とした表現だったのだな、ということにも気づかされました。
初回の授業が終わったときに、すぐにカリキュラムを練り直ししました。
この時は、毎回、授業が終わるたびにそうしていました。
でも、この経験は、今とても活かされています。
アロマテラピーだろうがカラーだろうが、要はわかりやすく授業をしなければならないということ。
”○○な感じ” そのような表現はNGです。
自分の経験談や失敗談も、恥ずかしがることもなくたくさん話しました。
こうして私の講師業のお仕事がスタートしていきました。
続きはまた次回♪