学生のモチベーションをいかに維持させるか
今月で今年度の専門学校の授業が終了します。
授業も残り数回。
毎回、残り少ない授業になってくると、やり残したことはないか、遅れを取っている学生はいないか、などなど。。。いつも以上にピリピリとしてきます。
本番の試験まで間があるとはいえ、授業の最後に行う模擬テストの結果が芳しくないと、私も責任を感じます。
だから、やっぱり良い点を取って欲しい!(笑)
厳しいことを言ったりしたかと思えば、誉めるところは誉めて自信をつけさせ・・・という、いかにモチベーションを高く持てるようにするか!
そこんところ、すっごく気にします。
(このイラストのように、実に様々なタイプの学生が大勢います。)
受け持っているうちの1クラスは、今年度丸っと1年間、私の授業を受けてくれた学生たちです。
話しやすいのか、聞いて欲しいことがあるのか、とにかく実に色んな会話が授業中に飛び交います。
昨日も、
「先生~~~、私、来月からのインターンシップが○○(ある有名ブランドのショップです。)なの~~~。私に合わないよね~~~。どうしよう?」
・・・ですって(笑)
練習問題のプリントをやっている最中です、教室中に聞こえる大きな声でこうやって話しかけてきます。
かと思えば、テキストの内容を説明していると、ヘアスタイルや髪の色をチェンジした学生が、
”見て!見て!!”
と言わんばかりに、髪の毛の毛先を手で持ってアピールしてきます(笑)
このように今、例に挙げたやりとりに、ちゃんと答えるのですよ、わたし。
とりあえず、聞き入れます(笑)
その後、どう元に戻すかは、ケースバイケースです。
「静かにしなさい!後で!!」
。。。とは、言いません。
また、教室の座席が、かつてドレープを使用して実習をしていた時のままで、ドレープ用の場所として一番前の座席が一列空いた状態でした。
先週くらいから、後ろに座っている学生に
「前の席空いてるから、前に移動しても良いよ。」
というと、
「いいわ。」
と断られるかと思いきや、
「わーーい、じゃぁ、前行こ。先生の真ん前♪しっかり勉強しよっと。」
と言って、荷物持って数人移動してきます(笑)
とにかく、
最後の授業まで飽きることなく、勉強して欲しい!
その思いが強いので、彼らが勉強しやすい体制に持っていけるように努力するのが、一番大変、といえば大変でしょうか。
でも、中には居眠りする学生もいます。
私・・・起こしません(笑)
試験勉強するときになって困るのは自分だから。
(今は居眠りしていて起こされないからイイや!って思ってると大きな間違いです。)
だから、決して優しい先生でも、甘い先生でもないのですよ。
こうやって、クラス全体の雰囲気をよぉーーーく観察しています。
この緊張感も今年度も残りあとわずかです。
寂しいような、ちょっとホッとするような複雑な心境ですが、とにかく、心残りのないようしっかりと終えたいと考えています。
すべては、試験合格のため。
学生も、そして私もあと少し、ファイト!・・・です。