私に手作り石けん教室(Aroma Soap Lesson)をするキッカケをくれた石けん
もう数か月!?放置のFacebookのアカウントですが、ご丁寧に過去の投稿をお知らせしてくれます。
ちょうど昨日、10年前に第37回日本ホビーショー・第11回生活の木ハンドメイドソープ展にて、アロマ賞を受賞したこの石けんの投稿が流れてきました。
・・・そうそう!
私にとっては、自分が作っている石けんを世の中に広めても良いんだ、と思わせてくれた石けんです。
今でこそ、石けんを作れる場所や習うことができる場所がたくさん存在しますが、当時は本当に少なかった。
SNSも今ほど普及をしていなかったので、ひっそりとレッスンを行っていらっしゃる方はいたとは思いますが、検索をしても自分が習いたい、と思える場所が簡単には見つからない時代でした。
となると、自分で試行錯誤をして作るしかなかったのです。
(・・・いやぁ、そう考えると、この10年ってものすごいスピードで世の中が変わっていることに驚かされます)
もともと私は、石けんづくりのレッスンをするのが目的ではなく、自分で安心して使える石けんを作りたかった、というのが石けんづくりのスタートです。
自分の手で石けんが作れると嬉しくて、仲の良いお友達などに配っていました。
すると、
「この石けん、使い心地が良いわ」
という声を耳にするようになり。
自分で作ったものは販売することができないので(薬機法に触れるので)
となると、
作りに来てもらうことになるわけですが、当時は、本当にごくごく限られた方のみでした。
どこかで、
「使い心地が良いって声もあるけれど、本当に大丈夫なのだろうか?」
また、自分で作ったものの
「”手作り石けん”って口(言葉)にして良いのかな?」
とか
「レシピには、どうしても抑えないといけないこととかあるのではないか?」
など、
考えだしたらキリがないのですが、当時はレッスンをする勇気が持てませんでした。
なので、
この石けんをコンクールに出品したら、何かわかることがあるかも知れない!
そんな気持ちで、この石けんを作っていました。
決して、賞を取ろう!とは微塵も思っていませんでした。
おそらく、当時はまだ出品数も少なかったと思うので、もれなく審査の方の目に留まることもできたのでしょうが、それでも何かしら「賞」というものがつくのをいただけたのは、大きな励みとなりました。
あぁ、、これまで自分が作ってきたことが認められた、ということかな。
と思えました。
それ以来、自分で考えたレシピで定期的にレッスンを開催するようになったわけですが、この石けんがなければ、今の自分はなかったと思います。
あまり、過去のことにこだわることがない性格ですが、良いキッカケをくれた出来事で、私にとっては大切な石けんです。
(今でも、1個だけ存在します。写真のように色は変わってますケドね)
この時以来、このレシピを登場させたことがありませんが、久しぶりに作ってみたいな、、、と。
生徒さんからも、以前にこの石けんを作ってみたい、という声をいただいたこともありました。
いつか、スペシャルレッスンとして登場させても良いかも!
そんなことを、ふと思いついたり。
”美肌と癒しを手に入れるラベンダーソープ”
また、どこかで企画してみたいと思いますので、良かったら楽しみにしていてください♬