村上志緒先生のゲーテに学ぶ「植物の形成意欲・その観察と考察」一枚の葉にみるメタモルフォーゼ
先週のことになりますが、村上志緒先生の
ゲーテに学ぶ「植物の形成意欲・その観察と考察」
~J・ボッケミュール「植物の形成運動」を読みながら~
の講座に参加してきました。
・・・難しそうなタイトルですよね 笑
ざっくりと表現すると、
植物を花で見るのではなく、葉から観察していくと、見えてくるものがありますよね、ということです。(めちゃ、ざっくり 笑)
メディカルハーブを取り入れる際、葉の部位を利用する植物がありますが、ここではそのようなこととは違い、ひとつの植物に存在している葉の形や成長の仕方、また特徴を捉えてみましょう、という講座です。
前々からこの村上先生の講座に興味があり受講したかったのですが、先月までハーバルプラクティショナーの試験勉強をしていたのと、仕事もみっちり入っていたので、やっと今月から受講できるようになりました。
講座はすでに、1回目と2回目が終了しているのですが、途中の3回目から参加させていただきました。
(講座は6回シリーズです)
そして何よりも、「ゲーテ」という言葉に惹かれたのもあります。
ゲーテは色彩学の中で登場する人物として、色を仕事としている私の中には定着しています。
(↑無料サイトからお借りしました)
ゲーテの色彩論、色相環は有名です。
色彩学だけでなく、植物学にも登場するとは!
と、まずこの講座に興味を持ったのはここでした。
うん、色と植物も繋がっているんだな、って嬉しく感じてワクワク。
この日最初に、村上先生が持って見えた芳樟(クスノキ)の葉3種を比較。
カンファーが多いもの。リナロールが多いもの。サフロールが多いもの。と
それぞれ香りも違うし、葉の形も違います。
持参したルーペで葉を覗くと、これはこれは、面白い!!
主脈、側脈がちゃんとわかる。
上の写真からはわかりにくいかも。。。
そして、どうやって葉が形成されて一枚の葉となったのかもなんとなく想像できる!
また、小さな葉から大きな葉になる様子(変態・メタモルフォーゼ)を想像し、並べていきます。
(ふふふ。まるで色相環みたい♪)
トゲトゲとしていた葉の形が、あるところから徐々に丸みを帯びていったり。
コンパスや定規を使って、葉先と葉の軸の長さを計って比較したり、今までにない講座で楽しくて仕方がなかったです。
ゲーテ曰く、
「花は葉が変容したもの」
なんだそうです。
今までにない、植物の捉え方です。
この講座、来月も続きます。
多分、あと残りの講座は受講できそうなので、引き続き楽しみに通いたいと思います。
(・・・はい、大阪まで 笑)
そして、この日の講座の午後は、午前とは別の内容で、続けて受講してきました。
その様子については、また後日♪
朝、淹れていただいたハーブティー。
ホーリーバジルとマロウブルー・・・だったと記憶しています 笑
キレイな色でしょ♪