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殺菌、消毒、抗菌、除菌・・・それぞれの違いとエタノールについて

新型コロナウイルスの感染予防で、ドラッグストアからエタノールの品切れ状態が続いています。

 

先週までの手作り石けん教室(Aroma Soap Lesson)でもお話させていただきましたが、改めてまとめたものをご紹介したいと思います。

 

エタノールには、

無水エタノールと消毒用エタノールがあります。

(もう1種類、この2つの間にエタノールも存在しますが、今回は省きます)

 

無水エタノールはアルコールが99.5%以上含まれていて、純度が高いエタノールになります。

水分がほとんど含まれていない(アルコール濃度が高い)ので、洗浄力が高いです。

アルコール濃度が高い分、消毒にも効果が期待できると思われがちですが、実は直ぐに蒸発してしまうので消毒には向いていません。

それに対して、

消毒用エタノールは含まれているアルコールは、77~81%くらいです。

先程の無水エタノールと比べると、アルコール濃度が低い分水分は多く含まれています。

使用した時に、無水エタノールと比べると直ぐに蒸発しないのでアルコールが留まってくれます。

この状態が消毒には向いているのです。

 

なので、手や指の消毒に向いているのは消毒用エタノール。

でも、店頭にはないですよね。。。

 

もし、無水エタノールが手元にあれば、以下を目安に消毒用エタノールが作れます。

(アロマテラピーを取り入れていらっしゃる方は、1本くらい無水エタノールをお持ちなのではないかしら?)

 

100ミリのボトルに対して、

80ミリの無水エタノール+精製水20ミリ

 

これで消毒用エタノールができます。

消毒効果を期待するには、70~80%のアルコール濃度がほしいので、それ以下の割合ではせっかくの効果が期待できないし、それ以上でも無水エタノールの濃度に近くなるので消毒向きにはなりません。

 

こちらのサイトも参考にしてみてください

 

 

この記事を書きながら、ネットで検索したら、無水エタノールも消毒用エタノールもとんでもない価格になっている。。。

(定価は500ミリ1本で1,500円~1,700円くらいが普段の相場だと思います)

無理に、とんでもない値段で購入するのはどうかと思います。。。

(品薄状態のマスクと同じ状況になっている気がぁ。。。)

 

どちらも手元にない場合は、ウォッカの96%のアルコール度数のものがあります。

それが無水エタノールの代わりになるので、消毒用エタノールを作ることができます。

ただし、これもリカーショップなどでは、品切状態のようですね。

そして、また在庫があってもとんでもない価格で売られている。。。(汗)

私が購入した時は税込1,500円くらいでした。

翌週、同じお店に行かれた方が売り切れでなかったと。。。

ネットを見たら、5,000円くらいだったと教えてくれました(汗)

 

そして、注意事項!!

くれぐれも、ここまで紹介してきたものは、火気には注意してくださいね!

 

 

さて、

殺菌、消毒、抗菌、除菌について。

 

菌を殺すもの(殺菌)が消毒。・・・ただし、完全に殺すのではなく、ある程度殺す。

(完全に殺す・・・滅菌)

菌を殺さないものが、抗菌・除菌。(細菌を対象)

 

簡単に大きく分けると上記のようになります。

ウィルスは消毒しないと菌を殺せません(ただし、完全ではない)

抗菌・除菌では細菌までのレベルなので、ウィルスには効果が期待できないと思われます。

 

でも、何もしないよりはマシ!

 

抗菌効果が期待できるもの。。。

 

ヒバ!!

 

ヒバの精油でも良いし、私がおすすめなのが、ヒバ水(ヒバ精油を蒸留するときにできる副産物)

 

ヒバの中に含まれているヒノキチオールという成分が、抗菌効果にとても!期待が出来るのです。

ヒバ水ならば、アルコールが苦手な方(手が荒れるなど)にも安心してお使いいただけます。

これなら、アルコール対応のスプレーボトルでなくても持ち運びが可能です。

私は、50ミリのボトルに入れていつも持ち歩いています。

不要不急以外の外出は皆さん控えていらっしゃるでしょう。

いざという時に、消毒用エタノールが使えるように、普段家にいるときなどはヒバ水で対応するのも賢い方法ではないかと思います。

 

つい最近のブログにもアップしましたが。その内容はこちら

エタノールを使いすぎると、皮脂の油分が奪われてしまい乾燥を招き、正常な皮膚のバリア機能を壊してしまうことがあります。

そうなると、ウィルスや菌を寄せつけやすくなります。

 

必要なものが思うように手に入らなくなってきている今だからこそ、必要な時に必要なものが使えるよう改めて考えてみる良い機会では、と思ったりもしています。

 

これらの内容は、普段アロマテラピーやメディカルハーブの講座などでお話をさせていただいています。

今このような状況となり、この内容が必要な方が多いかと思います。

 

少しでも皆さまの参考になればと思い、記させていただきました♪

お役に立ちますように!!