学生からの質問「これ、勉強すると役に立つの?」
ゴールデンウィークも終わり、昨日から専門学校の授業も再開しました。
これから夏休みまでノンストップです。
さて、昨日はパーソナルカラリスト検定2級対策講座の授業。
既に3級クラスを受講している学生なのでパーソナルカラーについては予備知識があります。
3級から2級になり、当然新たに勉強する内容があります。
ちょうど昨日はイメージワードについての勉強でした。
例えば、エレガントとかロマンティックとかキュートとか。。。ね。
学生たちが持参した雑誌を見て、各イメージワードに合うアイテムを抜き出す作業をしていたのですが、難しく感じたのでしょうか。。。
ひとりの学生が
「先生、これ勉強すると将来役に立つの?」
と質問してきました。
そこで私がクラスにいる学生たちを例に挙げ、
「将来美容師になって○○さんが来店しました。”エレガントな雰囲気にしてください。”と言われたらどうする?その時、エレガントという意味が分からないといけないし、もしかしたら○○さんにはエレガントより他のイメージほうが似合うかも知れない。その時、○○さんの言われるとおりに仕上げるか、あるいは事前のカウンセリングをしっかりとしてアドバイスすることに時間を費やすことも頭に入れないといけないよね。」
などなど。。。
他にも色々と例に挙げ説明していきました。
すると
「そっか!わかった!!頑張って2級合格するように勉強するわ!!!」
と(笑)
素直♫!!!(笑)(笑)(笑)
自分もかつて勉強していた頃は、
楽しさ半分、勉強しなければ!というプレッシャー半分、
という感じで、勉強しながら学んだことをどう活かしていけばいいのかまでは頭の中にはありませんでした。
昨日、このような質問を受けて、もっと彼らが実際に役に立つような例を挙げて説明をしてあげると今以上に興味を持って勉強に身が入るだろうな。
・・・と。
教える立場になったらなったで、場数は増えたとはいえ、まだまだテキストに沿った目先のことしか見えてない自分に気付きました。
この質問があった時、質問があった学生とその周りにいる学生だけとのやり取りだったので、授業が終わる前に
「さっき、こんな質問があったので。。。」
と言って、クラス全員に話をしました。
みんなニコニコしながら聞いてくれました。
講師をしていて学生から気付かされることがあります。
また、そんな風に気づく自分でいたいし、言えるクラスの雰囲気にもしないと、って感じた次第です。