【色の使い方シリーズ】同じ“青”でも印象は180度違う|色の力を味方にする方法
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目次
はじめに|色って、こんなに奥深かったんだと気づく瞬間
猛暑が続く毎日です。
いかがお過ごしでしょうか?
日差しも強く、気温も高い日が続く中で、
ふと目に入る“青い色”が、
まるで涼しげな風を届けてくれるように感じることはありませんか?
クールで透明感のある青は、
視覚的に私たちの感覚をリセットしてくれる色でもあります。
とはいえ
「青が好き」とひとことで言っても、
爽やかなスカイブルーと重厚なネイビーブルーでは、
まったく印象が違いますよね。
どちらも“青”なのに、
人に与える雰囲気も、自分が受け取る気持ちも180度変わってくるから不思議です。
それが、色の奥深さであり、面白さでもあるのですが。。。
今回は「青」という色をテーマに、
同じ“色の名前”でもなぜ印象が違うのか、
その理由と日常での簡単な活用方法についてご紹介していきます。
ちょっとだけ色を知ることで、
もっと感覚的に、もっと自由に、
自分を表現できるヒントになりますように。
第1章 同じ“青”でも違う理由は?色を形づくる3つの要素
「青」と聞いて、みなさんはどんな青を思い浮かべますか?
晴れた空のようなスカイブルー(左上)
ジーンズのようなインディゴ(左下)
制服に多いネイビー(右上)
海のようなディープブルー(右下)

同じ“青”でも、その印象は本当に様々です。
では、なぜ印象がこんなにも違うのか?
その鍵を握っているのが
「色相・明度・彩度」という、色を構成する3つの基本要素があるのです。
・色相(しきそう):色の種類(赤・青・黄などの色みの分類)
・明度(めいど):色の明るさ(白に近いほど明るい)
・彩度(さいど):色の鮮やかさ(グレーに近いほど低く、原色に近いほど高い)
ちょっと難しく感じますか? 笑
(難しいと感じたら、ここはスルーしてくださいね)
たとえば、
スカイブルーは明度が高く、彩度もやや高め。
一方、
ネイビーは明度が低く、彩度も抑えめ。
同じ青系でも、これら(色相・明度・彩度)の組み合わせによって
スカイブルーは「爽やか」、
ネイビーは「重厚感」という違いが生まれるのです。
この違いに気づくと、
単純に「色の名前」(青)だけでは語れない“感覚の世界”が見えてきます。
第2章 印象を決めるのは“トーン”だった!
もうひとつ
色彩の世界では、「トーン」という概念があります。
これは、色の明るさ(明度)と鮮やかさ(彩度)を組み合わせたもので、
色の持つ印象を左右する大きな要素です。

たとえば「青」でも、
パステル調の青(ライトトーン)なら、やさしく穏やかな印象(左)
ビビッドな青なら、エネルギッシュで華やかな印象(中央)
ダークトーンの青なら、落ち着きや知性、威厳のある印象(右)

つまり、
同じ「青」でも、
トーンが違えば印象は180度印象が変わってしまうのです。
専門学校で授業をしていた頃、
このトーンについて触れると、
多くの生徒たちが
「えっ、同じ色なのにこんなに印象が違うの?」
と意外と驚き、興味を持ってくれたところでもあります。
また、頭では理解したとしても、
それを視覚的に確認できた時、
それまで心の中にあった
「青=こういう色」
という固定観念がほぐれていく瞬間であるとも思います。
トーンを知ることで、
それまで「なんとなく好きだった青」が、
「こういう理由が実はあったのだ」と
理解が深まるキッカケになったりもするのです。
ちょっと難しく感じるかも知れませんが、
「色の成り立ち」を知ると
より奥深さを感じていただけたりするのでは、と思います。
第3章 「青」が与える心理的イメージと、そのバリエーション
青は心理的にも、とても人気のある色です。
誠実さ
知性
冷静さ
清潔感
信頼感
・・・といった印象を持たれやすく、
ビジネスシーンなどでもよく使われる色でもあります。
日本人が一番好む色、とも言われています。
しかし、青とひとくちに言っても、
先程にもあったように
トーンや色みによってその印象は大きく変わるのです。
たとえば、
スカイブルー:開放感、やさしさ、軽やかさ(左)
ネイビー:落ち着き、堅実、威厳、かしこまった印象(中央)
ターコイズブルー:自由、直感、アクティブ、個性(右)

また、パーソナルカラーの視点から見ても、
ブルーベースの明るい青はサマータイプ(左)に
濃く深い青はウィンタータイプ(右)に
と違いがあります。

ただし、
「似合う」は外見的な調和、
「選びたい」は内面から湧き出る感覚。
どちらが良いとかそうではないとかいうことでもなく、
どちらも大切にしたい視点ですね。
また青は、理性と感情のバランスを整える色とも言われています。
だからこそ、
「いまの自分に必要な青」を選んでみる、という視点もおすすめです。
第4章 青をもっと味方にするために|日常での使いこなし方
ここまで読んでくださった方には、きっと
「青って奥深い!」と感じていただけたのでは、と思います。
(実はこれは「青」だけに限らず、他の色でも同じことが言えるのですよ)
では、そんな青を日常でどう使っていくと良いのか?
一例として、
以下のような視点で取り入れてみるのはいかがでしょうか?
①「気分」で選ぶ青
たとえば
集中したい日:ネイビー
穏やかに過ごしたい日:スカイブルー
自由で開放的でいたい日:ターコイズ
②「目的」で選ぶ青
たとえば
信頼感を与えたい:ネイビー(名刺やプロフィール写真に)
優しさを伝えたい:パウダーブルー(プレゼントやお礼カードに)
自己表現したい:ビビッドブルー(SNSやアクセントに)
③「肌色」と調和させる
たとえば
顔色がくすみやすい方は、明るめの青の方が顔色が映えることも。
また、濃いネイビーが重たく感じる方なら、
グレーみのあるブルーグレーなどをおすすめします。
④「アロマや石けん」と組み合わせる
たとえば
クールダウンしたいときは、ミントやラベンダーの香りの青い石けん。
すっきり感や清潔感を演出するなら、青×シトラス系の香りの石けん。
*****
このように色は、
視覚だけでなく感覚すべてに影響します。
香り・手触り・気温・空気感など
それらと連動して「自分の感覚」を整える手段として、
色を意識してみることをおすすめします。
その第一歩として、
“青”はとても選びやすく、取り入れやすい色なのです。
まとめ
今回のテーマの「青」という色は、ただの色ではなく、
あなたの気分や印象、感性を映し出す鏡のような存在だと感じます。
同じ“青”でも、トーンが違えば印象は180度変わります。
だからこそ、自分の感覚に合った“青”を見つけることで、
毎日が少しだけ心地よく、楽しくなるはずです。
色についてちょっとだけでも、深い理解を得ることによって、
自分の感性も磨かれていきます。
これからも、そんな「色と感覚」の関係を、
他のいろいろな色を通じてお届けしていけたら、と思います。
不定期にはなりますが
どうぞお楽しみに!
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