カレンデュラソープ「月可憐」への思いと販売に至るまでの道のりーその4、なかなか決まらなかった販売名と商品名
カレンデュラソープ「月可憐」販売に至るまでの経緯を記しています。
「その1、きっかけ」はこちら★
「その2、いざ福岡へ」はこちら★
「その3、リサーチ&こだわり」はこちら★
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さて、パルセイユの工場へ持ち込み分の材料も届き、ひと段落。
・・・とはいかず、完成したソープの個包装のラベルの作成と、化粧品登録をするためにカレンデュラソープの販売名を決めなければなりませんでした。
キッチンソープは洗い物専用なので雑貨扱いですが、カレンデュラソープは顔やボディに使用するため、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(略称、医薬品医療機器等法・・・旧、薬事法)の規制により化粧品登録が必要になってくるのです。
最初は販売名と商品名との区別がつかず、頭の中が混乱(苦笑)
販売名に「カレンデュラソープ」とは使用できません。
ラベルの裏面に記載しなければならないのが販売名。
(正式な名称、みたいなものと表現すれば良いでしょうか)
商品名は、表側のラベルのデザインと一緒に記載するので、ご自由に!と担当の方に言われても、
・・・「とはいえ。。。」
と悩む悩む。。。
そして、「販売名が決まりましたらすぐにご連絡を」と何度もメールがあり、
”あーーー、早く決めないと”
と、焦るばかりでしたが、ある時ふと
「そうだ、自分が考えたレシピであることには間違いない。そしてそれは私自身のことでもある。親からもらった名前をどこか使えないか」
と。
「なおみ」を色々とローマ字であれやこれやと(・・・と言っても限られてますが 笑)小細工してみようとはしましたが、なんせ、こじゃれたセンスなどなく。。。
「そういえば、親からよく呼ばれてたな」
というところから
「NAOナチュラルスキンソープ」
と命名しました。
(そうなのです。「なお」とか「なおさん」とかね、呼ばれていたのです。なぜか「なおみ」と「み」まで呼んでもらえなかった 笑)
じゃぁ、その次は商品名。
こちらはご自由に、と言われたとはいえ、言ってみれば、よく使うネーミングということにもなります。
ラベルの表にも記載されるわけですし。。。
最初、実は別の商品名を考えていました。
でも、、、
せっかくつけるなら、まだ誰も使用していない商品名にしたいと思い
(まぁ、こんなところまでがトコトン!ですねー。本当に)
岡村さんに付き合ってもらって、専門の方のところまで出向き、商品名の相談をしました。
色々と調べていただく中で、当初考えていた商品名は既に使われていた、ということがわかり、さぁ、そこからが大変!
もうその場では私の頭の中はフリーズ!!
・・・何も思い浮かばない!!
と思っていたところに、岡村さんと弁理士の方から出たのが
月可憐
だったのです。
決めた時点ではまだどこも使用していない商品名だったので、このまますんなりと提出している書類が通ればよいのですが、結果がわかるのがおそらく、年明け3月頃かな。
(通らなかったら、どうしよう??? 笑)
自分の他の仕事でもそうですが、講座名とかキャッチコピーってとても大切だとこの時、ひしひしと感じました。
自分のソープを商品化するにあたって、「カレンデュラソープ」とだけ謳っていれば良いと思っていたので、この時期はかなり、身の回りにあるポスターや雑誌の見出し、キャッチコピーなど、いつも以上に気に留めていましたね。
さぁ、販売名も商品名も決まったので、いよいよ肝心のラベル作成です。
こちらはパソコン得意の岡村さんにお願いすることにしました。
今日はここまで。
あと、1回くらいで完結するかと思います。
もう少し、お付き合いいただけると嬉しいです。
続く。