アンチエイジングに良い??? フランキンセンス精油
フランキンセンス精油と言えば、最近は
アンチエイジングに良い!
というイメージがあるようですが。。。
2,3年ほど前?かな、テレビで紹介されたようですね。
(・・・って、私はその時のテレビを見ていなかったので、実際の内容は知りません。)
ただ、そのテレビ放送後、翌日からアロマテラピーショップの棚から
”フランキンセンスの精油が消えた!”
という情報は耳にしたので、何らかの反響があったことは記憶しています。
どうやら、聞くところによると、トリートメントオイルにフランキンセンス精油を入れてトリートメントしたところ、肌がキレイになった?・・・とかいうことのようです。(あくまでも、聞いた話です。)
肌がキレイになる = 美容に良い、アンチエイジング!
ということのようです。
そう。。。
私なりの見解ですが。。。
物事を突き詰めていけば、アンチエイジングに繋がるとは思いますので、それを否定はいたしません。
ただ、フランキンセンス精油に含まれている成分から見ると、直接(直ぐに)肌に(美容)に働きかける成分・・・は残念ながら見当たりません。
主成分 ・・・ α-ピネンの含有量が多いモノテルペン炭化水素 です。
(どこのメーカーのものでも変わりないはずです。)
(下の写真にあるような、成分分析表が入っている精油をお持ちの方は、一度、目を通してみてください。)
α-ピネン・・・森の中にいるような香り。呼吸を整えてくれます。
抗菌、抗炎症、抗ウイルスなどに良いと言われているものです。
使っている中で、呼吸が整い、香りを嗅ぐことによってもたらされる安心感・・・みたいなものが、お肌の安定に結びついたのかな・・・私はそう見ています。
もうひとつ、別の見方をすると、
トリートメントオイル・植物油(・・・実際の映像では何を使われていたかはわかりませんが。)の効果のほうが大きかった???
・・・かも、知れません。
とはいえ、精油の中には何百種類もの成分が入っているとも言われているので、様々な成分の相乗効果が期待できます。
またフランキンセンス精油は、樹脂を削って抽出されるのですが、削られた樹脂は自ら修復する機能があるのです。
そのようなところから私たちのお肌を修復してくれる、ということにも繋がる、ということも言われたりします。
私なら、アンチエイジングに良い、美容に良いものを期待するならば、他の精油をお勧めいたします♪
(ローズウッド・ゼラニウム・パルマローザ・ローズなど。)
でも、アロマテラピーを詳しく勉強しなければ、成分のことなんてまず、気にしないと思います。
信じる者は救われる!
じゃないけれど(笑)、良いと言われているものは取り入れていただきたいですが、あまり周りに感化されるのもどうかな、と思ったり。
なので、私の授業を受けてくださった方には、このような視点からも見ていくと意外な発見があるよ、と楽しく♪お伝えしています。