パーソナルカラー診断で何がわかるの?|50代からの色選びのポイント
名古屋でパーソナルカラー診断をしています。
色に携わるようになり19年
専門学校の講師歴13年
毎年多くの学生たちに
パーソナルカラーを教えながら
診断もしてきました。
長年色に携わってきたからこその目線で
色に関するアレコレをお伝えしていきます。
目次
そもそもパーソナルカラー診断とは?
「最近、昔は似合っていた服の色がなんだかしっくりこない・・・」
そんなふうに感じたことはありませんか?
年齢を重ねるにつれ、肌の色や髪の色が変化をし、
それまで似合っていた色が似合わなくなってくることがあります。
そんなときに役立つのが、パーソナルカラー診断です。
パーソナルカラー診断とは、
肌の色、髪の色、瞳の色に調和する色(=似合う色)を見つける診断のことです。
似合う色を身につけることで、
顔色がパッと明るく見えたり、若々しい印象になったりします。
診断の方法としては、プロの診断士が「ドレープ」と呼ばれる色の布を顔の下に当て、
どの色が肌をきれいに見せるかをチェックする方法が一般的です。
しかし、ここで気になるのが
「何歳になってもパーソナルカラーは変わらないの?」
という疑問。
パーソナルカラーは一生変わらないと言われていますが、
実は、
その中でも似合う色の傾向は、年齢などによって変化することがあるのです。
だから、以前は似合っていた色でも
「何となく、似合わないな」
と感じたりすることが出てくるのです。
また、これから仕事を始める方や、人前に出る機会が増える方にとっては、
第一印象はとても重要です。
「自分らしさ」を大切にしながらも、
好感度の高い見た目を演出するために、
パーソナルカラーを活用することは大きな武器になるのです。
50代の肌と色の関係(似合う色は変わる?)
20代や30代の頃と比べると、50代の肌は大きく変化しています。
例えば、次のような変化が起こりやすくなります。
・肌のくすみが気になる
・以前より血色が悪くなり、顔色が沈んで見える
・髪に白髪が増え、髪の色や髪質に変化が起こる
これらの変化により、若い頃に似合っていた色が、
今の肌にはしっくりこないことがあるのです。
例えば、
以前は明るいパステルカラーが似合っていた人でも、
50代になると少し落ち着いた色味の方が肌になじみやすくなることがあります。
また、
黄みの強い色が顔をくすませるようになったり、
逆に鮮やかすぎる色が浮いて見えたりすることも。
特に、
ビジネスシーンや人前に出る機会が多い方は、
「どんな色が自分の魅力を最大限に引き出せるのか?」
ということを常に意識し、知ることが大切だと感じます。
正しい色選びができれば、自信を持って堂々と振る舞うことができ、
相手に好印象を与えることができます。
50代からの色選びのポイント(若々しく見える色とは?)
50代の女性が色を選ぶときのポイントは、
顔色が明るく見える色を意識することです。
ここでは、パーソナルカラーの4シーズン(スプリング・サマー・オータム・ウィンター)別に、
50代から取り入れやすいおすすめの色をご紹介しますね。(一例です)
●スプリングタイプ(明るくクリアな色が似合う人)
→ コーラルピンク、アイボリー、明るいベージュなど、血色感をプラスする色を取り入れる。
●サマータイプ(ソフトで涼しげな色が似合う人)
→ ラベンダー、ローズピンク、ライトグレーなど、肌を明るく見せる優しい色がおすすめ。
●オータムタイプ(深みのあるアースカラーが似合う人)
→ ゴールデンブラウン、モスグリーン、キャメルなど、肌の温かみを引き出す色を選ぶ。
●ウィンタータイプ(コントラストのある色が似合う人)
→ バーガンディ、ロイヤルブルー、深みのある赤など、メリハリをつける色が若々しい印象に。
また、
「顔映りをよくする色」
を見つけるには、
トップスやストール、メイクの色などで試してみるのがおすすめです。
特に、
人と接する仕事をしている方は、
顔の近くにくる色(トップスやスカーフ)に気を遣うだけで、
相手に与える印象がガラリ!と変わりますよ。
さらに、人前で目立つためには
「アクセントカラー」を意識するのもポイントです。
例えば、
シンプルな装いでも、スカーフ、ネックレス、ピアス、バッグなどに
鮮やかな色を取り入れるだけで、印象がグッ!と変わります。
また、配色バランスを考え、全体のトーンを整えつつ、
ひとつのアイテムに差し色を入れると、洗練された雰囲気を演出することができます。
パーソナルカラーを活かした50代のファッション&メイク術
では、
「似合う色は分かったけど、実際にどう取り入れたらいいの?」
と思った方のために、具体的な活用法を一部ご紹介します。
メイクで活かすパーソナルカラー
リップ → 顔色をパッと明るくする、パーソナルカラーに合った口紅を選ぶ。
チーク → 自然な血色感をプラスできる色を。
アイシャドウ → 目元がくすまない色を選び、透明感を引き出す。
ファッションでの取り入れ方
もし、苦手な色を着るときは、
顔から遠いボトムスやバッグで取り入れるようにする。
ニュートラルカラー(ベージュ・グレー・ネイビー)などと組み合わせると、
どんな色でも比較的取り入れやすくなります。
ヘアカラーとのバランス
白髪を生かすなら、明るめのカラーをプラスして全体を軽やかに見せる。
ダークな髪色なら、くすみを抑える明るめのトップスを選ぶと肌が綺麗に見える。
50代だからこそ、自分に似合う色を知り、上手に取り入れることで、
グッ!と垢抜けた印象になりますよ。
また、人前に出る機会が増えた方は、同じような装いをしていても
「印象に残る人」
になることが大切です。
そのためには、以下のポイントを意識してみましょう。
人前で印象に残るための工夫
・視線が集まるポイントを作る
・顔周りに明るい色を取り入れる(スカーフやアクセサリー)
・メガネやイヤリングなどで個性を出す
・全体のバランスを整える
・コントラストをつける(例えばダークカラーの服に明るいインナーを合わせるなど)
・素材感の違いを活かして、立体感を出す
・動きのあるアイテムを取り入れる
・ふんわりとしたストールや揺れるピアスなどで自然な動きをプラスする
「ただ服を着る」
だけではなく、
「どう見られたいか?」
を意識して色を選ぶことで、
より魅力的な印象を与えることができるでしょう。
ただし、大切なことは
パーソナルカラーの診断結果を知ることがゴールではありません!
ということ。
その結果をもとに実際の生活に活かし、
自分らしさを引き出していくことが何よりも大切なのです。
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